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↓1.何も米国の原爆投下を絶対無条件で正当化するものではありません。
投稿者:
不動明王
投稿日:2005年 2月 1日(火)00時11分36秒
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何も米国の原爆投下の行動が絶対無条件で正しかったとは言っておりませんし、正当化するものでもありません。当時の諸情勢を考えてみれば、仕方なかったというものであり、結果的には、日本にとっても、戦争終結への決断を早めた意味で、これがプラスに働いて良かったというものです。最初から無条件で絶賛しているものではありません。小利を犠牲にして大利を優先せざるを得ないという思考に他ならないと言うことでしょう。結果を仕方なかったと言って受け入れるから、全て原因まで正当化しているというのは、本末転倒の議論であり、真意をねじ曲げた短絡的な発想・見解に他なりません。
ところで、左翼論者のように、日本が侵略戦争をしたから、原爆投下は当然の報いだとも言っているわけではありませんし、右翼論者のように、原爆投下を一方的に非難するものでもありませんし、また米国側の論理に無条件で賛同し正当化するものでもありません。要は単純に一側面だけ見て、判断し評価することが不可能であり限界であるというのが真実でしょう。それに犠牲者の受けられた苦しみと、国家の命運と将来展望との比較考量も大切になって来ざるを得ません。そこが大変困難であるのも確かでしょう。簡単に言えば、原爆投下自体は、その残虐な個別行為だけ見れば非難されるべき要素はあるが、当時の国際情勢を総合的大局的相対的に勘案すれば、やむを得なかったものであり、結果的には皮肉にも日本にとってはプラスに働いた面も多いとするものです。
それに米国の論理が正しく、その後に何も抵抗しなかったことを全て最大に評価するものでもありません。ただ戦争の早期終結に向けての一時の停戦に関してだけ、国際情勢を考えてみると、素直に無抵抗で敗北を受け入れたことを価するものであり、戦後の一貫した対米従属政策までも過大に評価するものではありません。その意味では、日本人は余りにも柔軟性がある反面、逆に余りにも極端に走り過ぎて、盲目的に屈従に堕落していく嫌いがあるようです。要は、臨機応変的な巧妙な外交交渉力にも欠如し、戦略的外交の駆け引きが下手であると言うことでしょう。
なお、戦ったことに大いなる歴史的民族的な意義があるとするもので、何も滅亡するまで戦い尽くすと言うことにまで、重大なる意義や価値を見出すものでもなく、そこまでの悲壮な決意は自滅、自戒の刹那的シナリオでしかなく、新たなる将来の展望を切り開いて、後世に期待を託していくものではありません。子供の喧嘩でも、死ぬまでやると言うことに何も有意義な展望や解決策も生まれません。もっとも最初から、打算や手抜きで戦うべきと言っているものでもありません。必死に戦って、潔く引き際を考えることの重要性を指摘しているものです。勿論、中には最後まで徹底抗戦して行くべきものもあるのも事実でしょう。要は歴史的判断や評価は大変複雑であり、一筋縄では行かないと言うことを指摘するものです。
捲土重来、臥薪嘗胆、再起を期すと言う発想は大変重要であり、何もメンツに拘ったり、囚われたりするものでもいけないし、戦いはその場限りのものでもなく、長期的に考えていかねばなりません。昨日の敵は今日の友にもなり得、また昨日の友は今日の敵にもなり得て、実に合従連衡の複雑怪奇な世界が国際外交の世界であるのは当然です。その意味では、表面的な日米友好関係の中でも、未だに潜在的には大東亜戦争は継続中と言うことでしょう。現に、未だに日本は米国に軍事支配された占領体制下にあって属国でしかありませんし、換言すれば、関ヶ原に破れた長州藩のような存在であり、アメリカ幕藩体制の下に、虎視眈々と幕藩体制崩壊の機会を待機している存在と酷似していると言っても良いでしょう。
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