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2003年10月は、世界ユダヤ人にとって、最悪の月と成ったようだ。その主たる事件は次の三件ある。
即ち、
(1)マハティールマレーシア首相が、イスラム諸国の会議で、ユダヤに対する強烈な批判を展開し、出席したイスラム諸国政府はマハティール首相の見解を支持したこと。
なお、これには欧米の首脳も猛反対したが、本音では案外支持しているのではないだろうか。政権指導者としては露骨に言及できないだけであろうと思われる。
(2)プーチンロシア大統領が、ユダヤ人巨大大財閥の長に対する公然たる攻撃を開始したこと。この背景を窺わさせる情報は、幾つか書物でも紹介されている。例えば、NHK出版の「強奪されたロシア経済」などでも真相が明らかだ。
(3)ヨーロッパ人の大多数が、イスラエルを世界平和に対する最大の脅威と見なしていると言う世論調査の結果が発表されたこと。これは既に、トルコでもユダヤシナゴーグが爆破されたり、パリでも学校放火事件が勃発したり、欧州各地でユダヤ人にに対するテロが多発している背景があるようだ。
今のところ、それぞれ、互いに関係はなく別個の事件であるが、何れも根底に深刻な反ユダヤ感情が横たわっているものと思われ、世界的な反ユダヤ運動にいつ連動して一気に火が付くか分からない。
現在、東京や大阪に巨大建築物が乱立しつつあるが、これも国際ユダヤ資本が投資先を求めて日本上陸してきたものだが、案外、ユダヤ排斥を敏感に感じ取った連中が、極めて安全で、反ユダヤ主義が芽生えていないし、むしろユダヤ問題に無頓着な日本に避難してきたとも思われる。東京のユダヤ協会も最近、親ユダヤの学者による講演会を開催して行くことを計画したのも、世界的なユダヤ排斥の情勢を懸念し、その背景を踏まえて、最終的に日本民族に理解を求め出したものと思われる。
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