勝手に地金
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水温の調整について
投稿者:
大竹
投稿日:2009年 1月25日(日)10時28分51秒
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返信・引用
私は動物の飼育は自然に任せるのが一番だと思っています。ペットブ−ムで犬や猫に着物を着せて散歩をさせているのをよく見かけますがこれは行き過ぎだと常々苦々しい思いで眺めていなす。きっと犬や猫も迷惑に思っているのではないでしょうか。人間と犬や猫は本質的な生態が違います。人間には他の動物のように体毛が全身に生えていませんので特に寒さには耐えがたく衣服によって寒暖の差を調整しています。体毛が全身に生えいる犬・猫に衣服を与えてそれが本来の目的にかなっているのでしょうか。動物にはそれぞれその生き物にあった環境適応性が生まれたときから与えられていると思います。人間の一方的な考えで飼育するのは間違いでしょう。日本では春夏秋冬の季節に合わせて生活を組み立ててきました。その中から感受性の高い日本固有の文学や絵画.彫刻が生まれはぐくまれてきました。金魚もそういった物の一つです。古く中国から渡ってきた品種も日本の気候風土や日本人の感性によって日本の魚に変わってきました。緋ブナから変異した品種である四尾の地金は日本在来種でその意味で貴重な文化財だと思います。日本古来の品種は極限られた地域で飼育されてきた物が多く津軽錦・山形金魚・四尾の地金・ナンキン・土佐金・等々それぞれその地方の地金として大切に飼育されてきました。近年は流通手段や情報網の拡大で金魚も広く普及大衆化されました。これは功罪両面を併せ持っていると思います。良い点は多くの人たちに楽しんでいただけることこの一点です。悪い点は大変困ったことですが間違った四尾の地金の情報が広がってしまうことです。四尾の地金は体型・色彩に他の品種にはない非常に厳しい制約と規定があります。これらが十分理解されずに間違いのまま拡散されると四尾の地金の本質がゆがめられる事になります。個人が観賞用として飼育している魚と文化財として保存を目的として飼育している物とは別の物だということは理解した上で四尾の地金を飼育していただきたいのです。保存目的に適した魚は決して市中に出回ることはありません。本物の四尾の地金は四尾の地金保存会の特別優秀魚指定審査会や四尾の地金保存会のホ−ムペ−ジ(このホ−ムペ−ジ)等でご覧いただきたいと思います。
私はこういったその地方特有の品種はその地方でないと古来の姿・形が保存されにくく(気候・風土の差)その品種の原産地でこそ保存されていかなければならないと考えこれが私が四尾の地金を飼育し保存していることの原点です。そこに観賞のための飼育との違いがあることをご理解いただきたいと思います。さて前置きが大変長くなりましたが私は熱帯魚のことは詳しくありませんが気温が高く四季の変化が少ない地域で生きてきた魚には日本の気候の中で飼育するためには原産地の気温にあわせるためにヒ−タ−は必需品でしょう。しかしながら前段でお話ししたとおり四尾の地金は日本生まれで日本育ちの魚です。日本の気候変化や気温の変動に十分対応出来るように生まれています。室外飼育の場合は朝晩の温度差が10度を超すこともしばしば起こります。特に真夏や冬には気温の変化は激しい物ですが私はあえて覆いなどで保護せずにその変化に耐えさせています。中にはごく少数ですが死んでしまう魚もいますがそれは自然淘汰だと受け止めています。少し厳しいかもしれませんが種の保存のためには必要は試練だと思って40年近く飼育してきました。そのせいかどうかわかりませんが私の魚は地金も徳武系のランチウもエラ病やその他の病気にも強くて品評会に出しても病気に感染せず安定した飼育を続けられています。金魚の飼育適温は15℃〜25℃と言われていますし10℃〜30℃でも健康な飼育をすることは出来ます。給餌もこの適温内が良いといわれていますので杉本さんの水槽での温度差はヒ−タ−を必要としないと私は思います。
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