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11日の練習は、まだ定演大成功の興奮冷めやらぬ雰囲気に包まれ、あちこちで会話が弾んでいました。
ドッキリ・カメラを思わせるような、長蛇の列のド迫力映像も拝見しました。
いつも「行列ができる演奏会」ですが、実は、ホールの外でお客様の列を拝見したのは初めてです。
貴重な記録となりました。
来てくれた友人・知人からも、毎回、車の渋滞や駐車場確保などで「一部、聴き遅れちゃった」「タクシーに乗ったけれど途中で下りちゃった」という後日談を聞きます。
タクシーの運転手さんが、「今日は何のイベントがあるの」というのもごもっとも。
本当に嬉しく、ありがたいことですが、ご迷惑もおかけしました。
「Everly」(チャッピーフィルのピックアップメンバー)さんのブログを拝見しましたが、若い皆さんにも、すばらしい演奏だったと絶賛の声が寄せられています。
情報は得ていたのですが、彼らのファンも、遠路から、たくさん来られ、お楽しみいただけたようです。
語れば尽きぬ、たくさんのニュース、情報があるのですが、それはここまでで・・あとは場所を替えてやりましょう。
この日はモーツァルト作曲「聖体の祝日のためのリタニア」(K243)の練習初日。
彼の4曲の「リタニア」の中でも、というよりもモーツァルトの教会音楽(かのアインシュタイン博士は、これは演奏会用の作品としていますが)でも最高傑作の誉れ高い作品。
なぜか演奏会で取り上げることが少ない曲で、かねてから演奏機会を温めてきた作品です。
限りなく美しいハーモニー、ヴェルディのオペラを想起させるテナーソロ、ドラマチックなソプラノソロ、女声コーラスによるグレゴリオ聖歌、バッハを超えた長大な四重フーガ・・。
40分ほどの作品に、音楽の宝石をちりばめたような、稀有とも言える、彩り溢れた音楽の豊穣さに圧倒されます。
この日は、1曲目のコーラスの出だしの13~24小節目までと、テーマ部分(7ページ・73~76小節。59ページ・93小節から最後まで)のみを練習。
▼先生からの特記事項
・リズム感(運動神経も)を良くすること
・マルカートの強調
・打点をクリアにする(4分音符の8分音符分割など)
そして第1曲と第8曲の基本パターンに早く慣れること。
今週は、11日に練習した第1曲目と終曲の最後の部分を練習します。
このあとは、42ページの「Pignus」の練習に入ります。
この作品の最難関部分の長大なフーガに挑戦です。
加えて、モーツァルトの面目躍如たる音楽を堪能できる部分でもあります。
18日で2009年の歌い納めです。
この日、早速、見学の方が見えました。
新年8日の「歌い初め」からお見えになるとのことでした。
ご覧のホームページのフロントページも、久しぶりの衣替え。
もう少しニュース性があるものに、充実していくよう考えていきたいと思います。
そして、もっと皆さんの声も気軽に投稿してください。
アクセスしていただいた方も、ぜひ賑やかに音楽を語ってください。
掲示板も、もっと元気に!
重ねてのお願いと希望です。
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