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シューベルトのセレナーデ

 投稿者:読み人知らず  投稿日:2008年 4月 9日(水)15時11分49秒
  通報 編集済
  この10日ほどの間に、この曲を200回以上も聴いた、と言ったら信じていただけるでしょうか?
どこかノスタルジックで、懐旧の情にかられる調べ・・。

音楽が盛んな高校時代、文化祭の目玉はオペラでした。
夏休みもなく、毎日、暑い音楽室で猛練習の繰り返しでしたが、とにかく楽しかった。
あの時、超絶的な運指で、ピアノ伴奏の全曲を弾いてくれたのが2年後輩のF君。
3年の卒業コンサートでも、ソロの伴奏をしてもらったっけ。
彼も作曲家として、いまや押しも押されぬ現代音楽の重鎮となって活躍しています。

そんな仲間たちと、例えば「セレナーデは誰の作品が好きか」などと議論したことがありました。
最後まで残ったのがシューベルトとトスティで、喧々諤々、相譲らず・・。

あの時のオペラの全曲は、今でも殆ど諳んじていますし、2つのセレナーデの日本語による歌詩も、ちゃんと覚えています。
その頃が、音楽にのめり込んだ時だった、と言えるかもしれません。
今は遠い・・ホロ苦い10代の夏。

閑話休題。
歌曲集「白鳥の歌」第4曲に収められたセレナーデは、シューベルトの最後の作品と言ってもいいでしょうか。
哀切極まりないメロディー、優美で、しなやかな。
有節歌曲ですから、全体の調和がとても安定し、繰り返し、繰り返し、心に深く響くメロディーです。

18話のドラマに巧みに織り込まれ、ある時はピアノとバイオリン、ある時はピアノソロで、そして、ある時はソプラノのソロで、また、ある時はヴォカリーゼで・・。
ギターやマンドリンを髣髴とさせる楽器と声の奏法。
心の深奥と美しい自然のロケーションを見事に映し出して、ぐっと胸迫るものがありました。
心臓移植という重いテーマ・・もうご存知ですよね?

長い冬が終わり、短くなった春が行くと、直ぐ夏がやってきます。
シューベルトのセレナーデを聴くと、若い日の夏を思い出します。
今年の夏は、どんな「香り」を運んでくれるのだろうか・・。
 
 
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