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4月に入って練習参加者が増え、声も安定してきました。
10日の練習でも、音楽室が熱気に溢れていました。
発声練習で、母音の替わり目や、音の高さで声質が変わってしまい、響きも崩れてしまうという弱点・欠点を直す訓練がありました。
特に、i母音・e母音の発声が、ともすれば不安定になってしまう・・これはどこの合唱団でも共通する悩みだと思いますが・・。
訓練では、ヘ長調でc~b~a~g~fと下降する音階で、「Mi~e」「Mi~ke」という母音変化での響きを確認しました。
家でも練習できますので、やってみましょう。
この日も「メリーウイドゥ」の「ヴィリアの歌」に集中しました。
記号「C」の66小節から89小節までの長い、5声(テノールが2声)のAh~(hum)による細かいハーモニーが、きっちり整うよう、特に男声に注意がありました。
発声練習の応用編ですので、復習できます。
「K」158小節からの女声、特にソプラノの声と響きに関して繰り返しダメ出しがありました。
母音・音の高さで声や響きが変わらないように(前記のとおり)顎を押えたり(これは全員でしたが)、上唇(あるいは上顎)に響きを感じることなど、多くの時間を要しました。
でも、とてもよくなりましたよ。
今週、この注意を忘れないようにしましょう。
「L」からの男声は、もっと幻想的に歌うこと、緊張感も維持すること。
「M」のソプラノの、gのフェルマータも上顎で調整すること。
「O」の202小節からの男声は、もっと表現豊かに歌うこと。
「Q」からの女声パートと男声3部のhumのリズム、先週も厳しく注意があったのに、この日も合わず、繰り返しました。
原因は男声のテンポ(リズム)が、歌い進むうちに早まってしまうこと。
ヴァイオリンのピッチカート奏法を想定し、きちんと女声に合わせましょう。
「S」のソプラノ・ソロのフェルマータと次の下降音型をしっかり歌うこと。
252小節のソプラノのhigh「b」音も、しっかり歌いたい。
この超高音も、全体の響きとしては、きれいに聴こえていましたので、ご安心を。
この後、「Duet」(メリーウイドゥ・ワルツ)を復習しました。
ここでは、ワルツのリズムをしっかり捉えること。
指揮が、3拍子で振る部分と、これを1つ振りで行くこと(むしろこちらが優先?)を見分けること。
やはり、楽譜離れが大事ということですね。
最後に、2つのうちの2番目の「Reminiszenz」(英語の「reminiscence」の回想・回顧と訳しておきます)をざっと。
言葉は「Tra la la~」の繰り返しです。
これもアカペラで練習したハーモニーのパターンが参考になると思います。
♪そして最後に「重大発表!」です。
千葉県合唱祭の演奏曲です。
「メーリーウイドゥ」の「ヴィリアの歌」ですが、演奏時間に制限(6分以内)があるため、前半をカットし、記号「G」(121小節)から最後(285小節)までと決定しました。
ターゲットが明確になりました。
当面は、年間計画での、前半の追い込みとなります。
声を、メンタルハーモニーも、共に合わせて行きましょう!
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